マグニチュード0

初夏

桜が散った
淡い景色を見ようと思う。
ふらふらと
揺らめきながら
取りとめもなく揺らぎを思う。

嗚呼
帰る所のある幸せよ。
寄り掛かる先のある幸せよ。
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# by drunk-or-drunk | 2008-04-24 23:21 | 詩、又は言葉の連鎖

視界を染める真紅

何気なく落ちた
言葉が残酷。
何度も戻ってきて
僕を傷つける。

傷口から
血が吹き出そうになる。
僕は君が
返り血を浴びるのは嫌だから
必死に止めようとするんだ。


けれど、

あとからあとからあとから。
あとからあとからあとから。
あとからあとからあとから。
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# by drunk-or-drunk | 2007-12-16 13:50 | 詩、又は言葉の連鎖

寝坊の朝に

どこかで聞いた
声を聞いて、

どこかで見た
涙を見て、

どこかで会った
君に会って。

ああ、
夢なのかと僕は思う。
夢だったのかと僕は思う。



そうだ、
目覚めたら君に会いに行こう。
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# by drunk-or-drunk | 2007-11-25 10:52 | 詩、又は言葉の連鎖

救い

僕は日常というものが
憎くて憎くてしょうがなくて、
だからいっそのこと
太陽でも落ちてくればいいのにと思ってしまうんだ。

空虚な心の穴ぼこが
僕の全てを喰らいつくして、
残った僕はただの影。

影は
影は
支える人も無く、守る物も無く、共にいる人もいない。
孤独に
孤独に
世界を漂う。

消えていくものに
過ぎていくものに
別れの言葉を交わして。

大切だったものに
共にいた人に
ささやかな愛の言葉を捧げ。

僕は
薄くなっていくんだ。
溶けていくんだ。
消えていくんだ。

途方もなく広いこの世界の中に。



ホッとする。

きっと僕は救われたんだ。


(終わり)
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# by drunk-or-drunk | 2007-08-28 12:04 | 詩、又は言葉の連鎖

辻褄は永遠に合わない

笑い、
笑い。

欲望1つ、
地面に叩きつけて。

振り返りもせずに
その場から走り去って。



笑い。
拾い上げた笑い。

苦い味がする。
吐き気がするぜ。
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# by drunk-or-drunk | 2007-07-17 01:17 | 落書き

握手

手を伸ばして
手を伸ばして

うん。
届くじゃないか。



せっかくだから握手をしようよ。
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# by drunk-or-drunk | 2007-07-14 00:37 | 落書き

遠吠え

時として酒を飲むと
心のカバーが外れていく感じがするよね。

大切な思いに気がついて
どうしようもなく悶えるよね。
やたらと人恋しくなって
寂しさに潰されそうになるよね。

分からなきゃいいんだ。
それはきっと幸せな人だから。

だけど僕は羨ましいとは思わない。
哀れんで
哀れんであげるよ。
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# by drunk-or-drunk | 2007-07-08 23:25 | 落書き

帰り道

怒りは出発。
悲しみは帰途。

終わってしまえば何事も
無意味なことに思える。

誇るべきは少なく
語るべきは多い。
だけど、
そのどちらも大した意味はない。



怒りは出発。
悲しみは帰途。


家に着く頃には、そう。

きっと涙が溢れてる。



(終わり)
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# by drunk-or-drunk | 2007-07-02 00:34 | 詩、又は言葉の連鎖

夏の足音

教室の中は
風も通らず、気だるい。
夏の始まりを告げる
妙に粘性の強いあの空気。

物音と言えば
教科書を読み上げる先生の声。
みんな
私語をする気もおきずぐったりしている。
教室の中は
風も通らず、気だるい。

ひたすら
同じ事が続く日常の下で、
少しずつ夏の足音。
そういえば最近
半袖じゃないと暑苦しい。

時間が止まっているかのように見える。
読み上げる声、チョークの音。
何度見ても同じ様なシーン。
ページ数と板書の量だけが時間の経過を告げる。


日常というのはいつもそうだ。
止まっているように見せて、実はそのくせ動いてる。
飽き飽きして、余所見をしてる瞬間に
衝撃の事実を喰らわせる。
あたふたあたふた。


前の席で頭が揺れている。
寝てるんだ。
僕はノートを閉じる。
ペンを置く。
教科書を脇にどける。

僕も寝よう。

1番後ろの席だから、
見つかるはずは無い。



ひたすら
同じ事が続く日常。
変化というのは大陸の移動みたいなもので、
目を凝らしても分かるもんじゃない。
だけど、
それでも見えないところで動いていて、
変わっていく、過ぎていく、消えていく。
いつの間にか僕らは
違う場所で違う事をしてるんだ。

間違い探しみたいな物だ。
次の日になれば、
昨日と違う何かが紛れ込んでいて、
少しずつ少しずつ、違う何かに変わっていく。

変わっていく。
過ぎていく。
消えていく。




僕は唐突に目が覚めた。
時計の針はほとんど動いていない。
まだ全然寝ていないらしい。
教室は相変わらず気だるい。

なぜ目が覚めたんだろう?

チャイムが鳴るわけでもなく、
物を落としたわけでもなく。
僕は教室を見渡す。



何か違う。
さっきと何か違う。
這いずり回るような違和感。

不安。


ふと、気配を感じる。
後ろを振り向く。

後にはもうひとつ席があった。
誰か1人、座っている。

僕は1番後ろだったはずなのに。
この1学期間
ずっと。
さっきまで。
つい、さっきまで。


間違い探しみたいな物だ。
次の瞬間になれば、
さっきと違う何かが紛れ込んでいて、
少しずつ少しずつ、違う何かに変わっていく。



その誰かは
ノートを書いている。
姿勢が悪く、顔が見えない。

ピクリ、と動きが止まった。
そいつは、
顔を上げようとした。


その時、声がした。
「おい、そこ、ちゃんと前向いて授業聞け。」

僕は
無意識に前に向き直り、先生の顔を見た。
先生はいつもと同じ、
怒った顔をしていた。

「期末だってすぐだぞ。
後でどうなっても知らないからな。」
「すいません。」

僕はいつものように謝る。
でも、
心臓はやたらと脈打っていた。

周りもいつも通り。
教室は
風も通らず、気だるい。
でも、
心臓はやたらと脈打っていた。




後の席から
ペンの音が聞こえてくる。
僕はどうしても
後ろを振り向けない。

何を見る事になるのか。
何が紛れ込んでいるのか。
間違いはなんなのか。

僕は後ろを振り向けない。



教室は
風も通らず、気だるい。

日常は
少しずつ違う何かに変わっていく。

変わっていく。
過ぎていく。
消えていく。



今年の夏が
すぐそこまで来ていた。


(終わり)

編集後記
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# by drunk-or-drunk | 2007-04-12 17:13 | 詩、又は言葉の連鎖

ノイズ

なんとなく
傾いているような気がする。

気のせいだって
分かってるんだけど。


たまには、こんなノイズ。
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# by drunk-or-drunk | 2007-04-01 02:45 | 落書き



散文ベイベ
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say hello to you
別荘です。
本拠地はギムレットの方です。

とりあえず、こっちは
詩とかの言葉を載せています。

お好きな時にやってきて下さい。
来る者拒まず、
去る者追わず。

誹謗中傷、美辞麗句。
罵詈雑言、揶揄嘲笑。
なんでもコメントしてくれても構いません。
もちろん褒め言葉でも構いませんが。

その場合少し照れます。

(2007/2/4)
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